下でお伝えした出版公募の話。
入賞者数名は夢の出版化!という某出版公募に、この春、参加しました。
たまたま昨年末に催した「緑の惑星」展でまとめた物があったので
エイッヤ~と、応募してしまったもの。
一次審査パスしました。二次審査パスしました…と何回も延々煽る通知。
結果的に6月の発表時、最低の賞(240点も入る)にひっかかりましたが、
本にはならないくせに、出版権だけは押さえられたということ。
要は、ウチから(ウチからでしか)多額で自費出版しませんかという話。
色々相談したいので、ウチにはいつ来れます?…という手紙付き。
もちろん予算の無い私、即刻断りました。自費でなんか出せません。
ところで出版権の話、確かに要項にはありましたが、
応募の際、本にならなかったら辞退しますと書いて送ったのに…。
完全に落選した方が身動きが取れ、後腐れが無くて良かったのです。
なお、応募した後に知ったのですが、その出版社は色々な悪い噂が噴出。
本を作っても、約束の書店販売流通はほとんど無いとか…。
訴えている人もいたんですね。気がつくのが遅かった。
この「網で囲う」作戦。人生経験豊か、資金豊か、生きた証を本にという
応募年配者なら、きっと簡単にひっかかりますね。
だって、マニュアルもあるという美辞麗句・絶賛感嘆文の羅列ですもん。
なお、落選者までお誘いの手が及ぶ事もあるらしい。
いや~私もバカでした。その時の勢いで驕っていたのですね…反省。
実はちょっと、これには前触れがあったのです。
数年前、全然別の出版社で、和紙アート関係の持ち込み出版企画が通り、
撮影などの制作が7~8割方進み、あと一歩で出版!という時点で
そこの編集長兼社長の放った、わけのわからないツルの一言で一変。
驚きの没になった事があるんです。
担当編集者も信じられないと辞める程、会社内でも異常事だったらしい。
その後、いくつかの他社に持ち込んでも結局はダメでした。
沢山の方に協力をお願いし、お世話になっていたので、非常に残念。
年賀状にも、もうすぐ本が出来ま~すと書いてしまった。恥ずかしい。
…そんなこんなで、出版化自体が長年の夢でしたから。
以上、長文&乱文にて失礼しました。
P.S. ところで、最初の出版社。作品返却希望にしたのにまだ来ない。
人質は返さないというのか。催促しなくちゃ。
▲ close